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call pure pain

「call pure pain」呼び声のするトコロ
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他人の痛みって、なかなかわからないものなんですよね・・・。

『引用含む説明』
病院を舞台にしたデジタルノベル
プレイ時間は1時間から2時間くらい選択肢無しのデジタルノベルです。
御巫白雪は病院にも行ったことがないほど健康だった。
いつもと同じ同僚と仕事をする日々。
けれど小さな咳は日常を…非日常に変えていく。
そして、痛みが心を壊していく…。

『見所』
物語全編に満ち溢れている優しさ。
ほわっとする和み系の絵。
癒し系の雰囲気。
プレイ後はかなり穏やかな気持ちになれます。


主人公が見つめているものとは・・・。

☆穏やかな優しさをあなたに
痛みは諸刃の剣です。痛みを受けた人はその痛みを他人にぶつける場合もあるし、逆に同じ痛みを受けてる人に優しくなれる場合もあります。たいていの人間は前者になるのだけど、本作は病院という舞台設定もあってか後者のタイプの人間が多いです。苦しかったり痛みを抱えたりもしてるのだけど、その痛み(作者さんが言う所の苛立ち)を他人にぶつけ続ける、度を過ぎた八つ当たりをする困った人はいません。基本的にみんな優しいんですよね。主人公は入院してかなり落ち込んでしまうのですが、いろんな人との触れ合いがまったりと穏やかで読んでいて心地よかったです。

おまけでは短編が三つと、本編に出てこないイラストを観賞できます。

物語全体はかくも優しさに包まれてるので、プレイ後はかなりほわ~とした優しい気持ちになれるはずです。患者は普通優しくされるものだというのを割り引いても、ユーザーは登場人物達の優しさに触れ続けるので、ヒーリングにシンクロというか、センチメンタルな情緒が胸にじわーっと染み込んでくる感じというか、ちょっとした癒しみたいなものを私は感じてしまいました。リラックスといってもいいかもしれません。劇的な展開は少ないですが(ゼロではないです)、そのかわり落ち着いた心地良さは十二分に味わう事ができます。私が知る限りでは一番優しさに溢れてるゲームでした。余裕のない日常を送ってる人が一息つくのにもってこいのゲームだと思います。日々に疲れを感じてる人はこの安らぎを是非味わってみてください。

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